久しぶりの休日。
夕方4時起床。
結局、Nからの誘いは断り、家から半径800m以内で生活する。Nのような真性イナカモノ丸出し勘違い業界人(そこまで言うかオレ)と一緒にいるといくら温厚(?)かつ寛大(??)な僕でもちょっと疲れるし恥ずかしくてうんざりなのだ正直なところ。サイ(←ため息です、念のため)。焼き鳥でいいじゃん焼き鳥で。

吉野家で並・卵・味噌汁+お新香(金四百七拾圓也)の遅めのブランチ。

二週間ぶりの洗濯でコインランドリーを二往復。夕方5時〜6時くらい。そのとき歩いた近所の町がとても美しく見えた。大好きだった、どうしても思い出せない、ネットで調べてもひっかからないイギリスの画家の絵でみたような風景。もしくは小林清親みたいな感じの、薄く青をまとった住宅街のなかの小さな商店街に落ちた夕暮れ。
(もう少しだけ続けると)雨は降ってないのに、銭湯やクリーニング屋や自販機などの町の灯りは濡れたように光っていて、小さなアパートから、ツッカケを履いた女の子がすっぴんで飛び出してきたり、いつもの町がほんの一瞬だけ「愛し愛されて生きるのさ」的世界に変貌した。そして僕らは恋をする。うかつにもちょっと詩的な気分になってしまったのは、懐かしい秋の匂いのせいもあるかもしれない。

その後。

■本屋で
『芸術新潮』(久しぶりに橋本治の美術話が聞きたくなって)
『ダ・カーポ』(SM特集と焼酎特集に惹かれて)
『レコードコレクターズ』(マービンゲイ特集に惹かれて)
『建築MAP東京2』(『近代日本の郊外住宅地』も欲しかったが高すぎて断念)
『NANA-ナナ-』6巻(少しずつ少しずつ)
購入。

■レコード屋で
くるり「How to go」
ライ・クーダー『Into the purple valley』
コールドプレイ『静寂の世界』(原題は”A rush of blood to the head”。珍しく邦題つき)
加藤登紀子『花筐(はながたみ、と読むそうです)』(これでいつでも「さくらんぼの実る頃」が聴ける☆)
購入。

■喫茶店で
雑誌や、ナナのつづきを久しぶりに読む。
相変わらず泣き笑い。
ほんとにすごい話を読んでいると、僕は決まって胃の辺りがブルブル、少しキリキリ震えだします。

■食
夕方:吉野家
深夜:デニーズにて知床鳥のチリンドロン(初食)とビール。
客をこ馬鹿にした名前ですが、おいしかったです。料理のことはよくわかりませんが、ソテーした鶏肉に、玉ネギ、(青・赤・黄)ピーマン、などを細かくしたものを入れたトマトソースをかけたような代物。それにオリーブも入って、少し酔っ払いそうな風味をかもしだしてる。

■二の腕の女の子
デニーズで僕の向かいのテーブルに座っていた女の子。直線距離約3メートル。年の頃18〜19。ノースリーブ。
会社に入って徐々に視力が落ちてきた野武士とはいえ(ふつう野武士は会社に入りません)、二の腕をみる眼力はまだまだ若い者には負けないつもり。で、彼女はかなりハイレベル。食べ物にたとえると、ふつうの「旨い」という言葉では収まらない域にあって、「空は突き抜けるように青く、ここちよい風が通り抜ける芝生の庭にしつらえた白いテーブルで、とても空腹だった僕は、生涯の伴侶となるべき仔猫ちゃんのつくってくれた料理を幸福感をかみ締めながらゆっくりと食べた」(想像上)ときの「旨い!」と同じくらいの突き抜けたレベル。とにかく太すぎず細すぎず、黒すぎず白すぎず(いや白い分にはいいんですが)絶妙なぽっちゃり加減。脂肪と筋肉の割合が絶妙で、肌理、つやともにパルフェクト。何より下品な感じがしない。夏なんか、街に二の腕が溢れていて、それはそれで悪くない風景なのだけど、そのなかには曰く言いがたく「下品な感じのする二の腕」(ごめんなさい)というのがあって、軽く士気低下を引き起こします。でもデニーズ娘は違った。
ちなみに、最後まで横顔しか拝めませんでしたが、とても可愛らしい顔立ちでした。

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