「知る権利」に答える、みたいな言い方には、どうにも言い逃れ的な嘘臭さを感じる。

問われているのは、あなたの「言う権利」の方なんじゃないのか?
「伝える権利」と言ってもいい。
「声を届ける権利」であって、「届けられる権利」ではない。
「表現の自由」はそもそも、「知る権利」よりもまず、傲慢だけど「知らしめる(努力をする)権利」、「伝えたい欲望」に基づいているものだと思う。
ブログもその一つだけど、ネットの勢いが(当初矮小化され、なめられていたようにエロ系ばかりではなく)いわゆる「表現」や「言論」に属すような領域においても、収まる見込みがまったくないのは、これと関係しているんじゃないだろか。

メディア(的なもの)の存在理由があるとすれば、僕はそこにあると思っている。

「伝えたい欲望」を抑制して、「知る権利、売ってますよ!安いよ!」なんて売り歩いても、もう誰も買わないよ、ほんとに。

何も知らない人間の勝手な(勢いあまっての)考察なので、歴史的・法学的には全然違かったりするかもしれません。あしからず。

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