1月27日の日記

2005年1月27日
「NHK対朝日」(とされている)問題。

やっぱり、とは思ったけど、いつのまにか(ほぼ当初からだけど)、問題をすりかえ、矮小化した議論・報道のオンパレード。

世論的、雰囲気的に「不利」「劣勢」とされてしまうと、あとは、何らかの瑕疵がひとつでもあった時点で「敗者」とされてしまう、ニュートラルな言葉遣いが禁止されたゲーム、そういう語り方しか今のメディアはできないのだろうか。

声の大きい方が「攻撃」側となり、ひとたび「守備」側となれば、どんなにがんばっても点は入らない。野球と同じように。

でも今回のことでつくづくわかったのは、やっぱり、みんな、「物事の本質」みたいなことにはてんで興味がないんだなと。

それは、内田樹さんが書いていたような、「『改変前』と『改変後』の両方を放送する」(個人的には是非やってほしい)という声がほとんど起こらない(一部ではある)ということからもわかる。

何が正しいではなく、どっちが正しい?の二者択一。
良い悪い言った言わない勝った負けた右か左か. . . etc
「どっち」は選べても「何」は考えられないのかな人間ってそもそもやっぱ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索