長文日記。

2005年5月6日
■タイガー&ドラゴン、「権助提灯」の回。
今回は特によくできていたと思う。
長瀬、岡田、西田の3人がますますキレてきた。
ドラマって本当にほとんどまったく観ないけど、このドラマのせいで、しばらくは金曜に飲めないのが悩み。

■仕事で、「ささやかだけれど許せないこと」みたいなのがあったので、それをちょこっと書き残しておこうと思う。なるべく短く。

一言でいえば、「できること」と「していいこと」は違うだろ、という話。僕の「友人」でもあり商売相手でもある人間が、僕にちょっとしたことを「お願い」してきたのだ。

誰でも、仕事上の立場を利用して友達に便宜を図ってあげる、ようなことが多かれ少なかれできると思う。
例えていえば僕はコンビニの店長。たまたまやってきた飲料メーカーの営業さんが学生時代の友達だったような場合、彼に頼まれれば弁当の一つや二つ、タダであげるのは簡単だ。でも、そういうことを臆面もなく頼んでくる人間は大嫌いなのである。

それが、ものすごい「折り入っての頼み」なら話は別だ。弁当あるだけ持ってけ泥棒!と思う。でも、問題は数や金額ではなくて、なんというか、どんなに小さくても、僕の取引先という立場、僕の(一応)友人という立場に甘えて、当然のように「自分だけの権利」を要求してくる「鈍感さ」に対して頭に来るのだと思う。僕は電話口で思わず説教。気まずい空気。またいらぬことをしてしまった…。

■しかし、JR西日本社員が事故後にボーリングやゴルフなど「不適切な」行為をつづけていたことに対するバッシングを見るにつけ、やはり、疑問を感じてしまう。その「この非常時に不謹慎だ」的発想に対して。JR西日本の電車で事故が起きた。その瞬間に、京都から関門海峡までカバーするJR西日本社員3万2千人は、「ちょっとでも楽しそうな印象を一般に与えそうな社の予定」は全てキャンセルして、全員が一様に喪に服さなければいけないのだろうか?
いや、もちろん、誤解なきように言えば、遺族がそう言うのはごく自然だし当然なことだと思う。それに、僕だって、ボーリング大会なんかしてる場合かよ、とは思う。でも、マスコミやら外野の人間がまるで「遺族に成り代わって厳粛な正義の鉄槌を下す」ような、ヒューマニストヅラした態度が何だか気に入らない。

ああいう事故を二度と繰り返してはいけないと本気で思うのなら、ボーリングやゴルフに興じていた社員を「重箱の隅」よろしくほじくりだすよりも、もちろんJR西日本も含め、JR・私鉄各社の安全対策、運転士教育、輸送力とダイヤの現状といったことのリポートに取りかかる方が先なのではないか(もちろんきちんとやるには時間がかかるが統計的データを集めるのはそれほど手間じゃないだろうし、それに手間取るようなら、整備がきちんとされていない証拠)、と思った。まるで死者を盾に取って、スケープゴートを作り出して気分すっきりハイ、OK!みたいなやり方、いつまでつづければ気が済むのだろう。

いずれにしても、もちろん、本当に、突然、人生がリセットされてしまった「何の罪もない人たち」の小さなプロフィールを新聞などで読むと、胸と頭が締め付けられる。でも、ボーリングなりゴルフなりに興じていた人たちだって、ひとたび事故にあえば同じ「罪のない人々」なのではないか。終わってしまった「人生」は、もちろん「貴重」とか「かけがえのない」というような言葉ではとうてい言い表せないものだけど、これから先も続いていくその他大勢の「人生」も、同じだけ「貴重」で「かけがえのない」ものだということを忘れちゃってないか、というようなことを何となく思った。どうもうまく言えないけれど。

■交流戦は、盛り上がっててイイ感じ、と思います。
広島風お好み焼き屋のラジオで聞く広島戦は、「ニッポンの夏」という感じでなかなかオツだった。

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