7月4日の日記

2005年7月4日
週末。
ひょんなことから、土日連続で、大昔僕が玉砕した女の子と会う。

今やそれは遠い昔のことで、お互い、変な気持ちはまったくない(はず)。でも、やっぱり、(少なくとも)僕がどういう子を好きにってしまうのか、は再認識させられた。

一言で言うのは難しいけれど、自分の中の何かと戦ってるみたいなところに僕はぐっと来るのかな、と。ま、そんなこと、誰でも多かれ少なかれそうだし、ミステリアス、不思議ちゃんって言ってしまえばそれまでなんだけど、不器用というか、ただ、うまいこと世の中を泳いでるだけではないというか、「功利的」みたいな観点で考えたらいくらでもやりようのあるところを、外から見てるとよくわからない自分なりのこだわりみたいな部分で色々悩んでいる風情に、何かこう、ぎゅっとしたくなっちゃうものを感じるのです。

「野武士くんは昔と変わらず少年ぽいね」(クスクス)

と言う。

それはそれなりに好意的に言ってくれてるつもりらしいが、どうせ僕には大人の男の色気なんてものはこれっぽっちもないのです。色気とかフェロモンみたいな、そんなもなぁ、はなっから無いものとしてやっていくしかありません。これからもこのままでやっていくつもりです。

近道が嫌いな性分。
これってどうなんだろう。
小さい頃から、「やりたいことより、やるべきではないこと」、「できることより、やらなければならないこと」で育てられてきた。

そういう風に育ち、気づいたら資本主義社会から完全に降りちゃってるみたいな人間に育ってしまった自分にジレンマを感じることが少なくはない。

でも、結局、生まれも育ちも古臭い自分でやっていくしかないのだ、それでいいのだ、と改めて気づかせてくれた週末だった。ありがとう。多謝!!

この映画を観た。
http://www.pacchigi.com/
盛りだくさん過ぎるほど熱い。
ベルトリッチの『ドリーマーズ』みたいに。
でも、最後、エンドロール直前の映像と、そのBGMに流れる「あのすばらしい愛をもう一度」。あれはアカン。
映画のなかで、「本当の泣き所」はどこか、それを探すのは無駄なことじゃないと思う。今回もいくつかあったけれど、まあ、最後のこの場面は、なんだか、僕なんかには絶対にわかりえない、「時代がもつエネルギー」みたいなものを凝縮したあの映像と、あの曲の歌詞、メロディが相まって、半端じゃない泣かせどころになっていたと思う。まぁ、もちろん泣いてはないけれど。ちょっと危なかった。

今日のBGMは、
シンガーソンガー(Coccoと岸田繁etc)の『ばらいろポップ』(川村結花かキャロル・キングみたい!!)とボニー・ピンクの『REMINISCENE』(「真夏の果実」が泣かせる。カラオケで誰かデュエットしませんか!?)。

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