とにかく、まだ火曜日だというのに飲みすぎた。
書きたいネタはたくさんあるのだが、相当酔っ払っている&夜遅いので省略。もう朝になっちゃうでよ。

でも、今日最後に行ったのが、僕も何度も行っている、とてもイイBarなんだけど、でも、他に客がいなかったせいもあるのだろうが、この店でちょっとイヤな思いをしてしまった。

それは、この店が、世の中(というか他のBarなり一般の客)を上下のレベルで見ている、ということ。

酒がわかっているかわかっていないか、その一点で世の中を序列化する。

恥ずかしげもなく、世の中を序列化するバーテン氏の言うことは、たぶん、すべて正しい。

でも、僕は、その態度に激しく反発を覚える。

だって、誰も、自分の鼻と舌を味覚嗅覚測定機みたいにして、その数値的な基準で店のよしあしを決め、それを「人生の獲得ポイント」みたいに換算している訳では決してないのだから(たぶんん、多くの人は)。

うまい店はもちろんイイ。
とっておきの、こだわりの、ここでしか飲めない酒を出してくれる店も面白い。
でも、少なくとも僕は、相対的に、他の店や味と比較して、頂点に上り詰めたいなんて欲求は皆無だし、そんなことを目指している店に興味はない。

ただ、僕たちを楽しく飲ませてくれれば、それだけでいい。

なんて、ことを思った、飲みすぎの火曜日。

前に、ある人のコメントというかたちで引いたが、やっぱり、僕は、(ごくまれに心外にも「グルメ」みたいな扱いをされることも皆無ではないのだが)「美味しい」ものを食べたいのではない。
「美味しく」ものを食べたい、と思う。たぶん、それが本当のウマイ店。それだけ。

楽しいこともあったのだけど、最後が最後だったので、愚痴で〆。失礼。

追記:
あるジャンル(というか自分が詳しい、属しているジャンル)について、世の中の人はわかっていない、だからダメだ、と憤慨する人がたくさんいる。
でも、他の人からみたら、その人だって、別のジャンルについては何も知らないかもしれない。その可能性を想像すらせず、よく他の人のことを非難できるな、と思う。
それがね、たとえば「世代」みたいな話だったらまだわかる。
自分が、生まれ、育ってきた時代・環境すべてを引き受けた上での気持ちだったりするわけだから。
でも、「モルト」に強かったりするBarである。
日本人は「モルト」をわかっていない、と嘆く。
直接は言わないけれど、モルトを「水割り」「ロック」で飲む日本人と同じ国民ってことが恥ずかしい、とでも言いたげである。。。

だったら、スコットランド人が焼酎や日本酒をわかっているのか、ちょっとでもそのくらいの突っ込みは考えたりしないのか、と思う。「内政干渉だ!」って意味じゃなくて。。。むしろ逆に。

自分自身が、「酒」という部分では信頼していた(今でもしている)店なだけに、とても悲しくて書きました。

さらに追記:
つくづく思ったのだが、
「○○が好きな人に悪い人はいない」って言うのは完璧に嘘だな。
今日の「モルト事件」で思ったのだが、どんなジャンルでも、あらゆる「思想」を委ねることがたぶん、できる、のだと思う。

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