■2006年一発目の読書。

橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』読了。

本人が「本書のテーマが何なのかはっきりしない」と書いているとおり、全体的に「切れてる」とは言いがたい感あり。「爽やかな読後感」とは程遠い。でも、(特に後半にいくにしたがって)随所に、重く鋭い現状分析みたいなものがあって、特に、一番最後、「オヤジの『欲望』なんか開かない方がいい」ってところは、何とも(彼の指摘がおそらく正鵠を得ているゆえに)後味が悪いくらい重かった。

■年賀状をがんばる。
今頃一体なにやってんだ、と我ながら人間失格だと思うがしかたがない。。。

■朝日新聞の1面トップ。
http://www.asahi.com/life/update/0103/001.html
公立の小中学校で、文房具代や給食代とかの援助を受ける生徒の割合が急増中とのこと。04年度、全国平均で1割強。東京の足立区が突出して高く4割。との記事にたまげる。もはや記事というよりそこまで行くと「風景」だ。ちょうど、上記の本で「経済って何?」的な文章を読んでいたこともあり、「株価が好調」って言われてもそれが何なんだ、と言いたくなる。

■それにしても、
課題図書がとてつもなく溜まっている。

コメント

オッサン
グレムリン斉藤
2006年1月4日12:10

おお、朝日の記事の件、私も昨日驚愕したところでしたよ。
教育は、これから注目テーマですな。

胃弱の野武士
胃弱の野武士
2006年1月5日1:12

コメント、ありがとうございます。
あれは、スクープとは言わないかもしれないけど衝撃的な記事ですよね。教育、少子化、少年犯罪、子供に対する犯罪、どのテーマもすごい勢いで巨大化してるような気がします。

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