2月9日の日記

2006年2月9日
こないだ、「いい本」とかだけ書いて、続きを書き忘れていた。
昨年の新書ベストセラーの↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032915/250-1014312-6792263

「入門」というか、「門までの道案内」、という感じだけど、「会計とはそもそもどういうものなのか」っていうイメージはかなりはっきり掴めた気がする。正直、読むまでは「会計? 何それ? 興味なし」って感じだったのですが、その「奥の深さ」みたいなものがすっきりと体感できた気がします。

なんていうのか、その人がどういう人なのか、ってことを知ろうとしたときに、顔の造形や表情、ファッション、着こなしから、話の内容、話し方、声の質、趣味、所属、出身、などなど、あらゆる手がかりや情報を参考にすると思うんだけど、その「人」を「企業」に置き換えて、「ファッション」や「趣味」云々っていうものを「数字」の言葉に置き換えたのが会計というものなのかな、というのが僕の理解(間違ってたらごめんなさい)。人間も企業も一面から見ていただけではわからない、っていうのはものすごい当たり前のようだけど、会計の考え方で示されるとそれが数字なだけにとても説得力とリアリティがある。「見えない部分」も汲み取って、その企業の実態を把握しようとするっていう考え方が面白かった。

ところどころ?の部分もあったけれど、小さな本なのでそこらへんはしかたないとして。
好き嫌いで言えば、この著者の語り口、僕は好きです。

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