こんな本を読んでいます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4809405176/249-8074033-2528305

それぞれの競馬(場)が廃止された経緯から、「時代」が透けて見える。跡形も無く、閉鎖・解体・再開発された競馬場跡にも、必ずどこかに、地形とか証言という形で、「痕跡」が残っているのが面白い。

「歴史」っていうと、何とか時代の次が何とか時代で、とか、何々将軍のときは何とかの改革があって、とかってイメージがあるけど、僕からすると、こういうのが「歴史」って感じがする。

過去の話である歴史にしても、これからモノを売っていくビジネスにしても、「人がどういう暮らしをしている(いた)か」っていう部分では一緒だなぁ、と思う。

それにしても、こういう本を読んでいて気になるのは、それまでそこの人々が競馬に費やし、注いでいた「時間」や「気持ち」や「エネルギー」は、どこにいってしまったんだろう、ということだ。

コメント

どーる
2006年4月10日22:30

地方競馬場の雰囲気いいですよね。あのどうしようもないギャンブルオヤジ臭さがたまりません。懐かしいようなタバコの臭いも安っぽいうどんの味もいい。あの雰囲気は不思議な情緒を感じさせます。

胃弱の野武士
胃弱の野武士
2006年4月11日5:11

おお、どーるさん!
コメント、ありがとうございます。
それと、ヒミツ日記、返信が遅れまくっていてすみません。

あんな本読んでるわりに、地方競馬って(というか競馬自体)僕は行ったことないんです(水道橋とかのウィンズならありますけど)。なんというか、なかなか踏み出す機会がなくて。でも、実は、今、極秘裏に、地方競馬場(など)を巡るツアーを企画中だったりします。どーるさんのコメント読んで、ますます行ってみたくなりました。

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